ミニマムでマキシマム

バタフライスツール

こんなにシンプルで完璧な造形が他にあるでしょうか。
構成はたった2枚の合板とわずかな金具。

言わずと知れた名作中の名作、柳宗理デザインのバタフライスツールですが、ミニマムな構成の中に、マキシマムに研ぎ澄まされた造形意識を感じます。
この寸法・この形に最終決定するまでにどんな過程が経られたのでしょうか。

人為的な造形が物に命を吹き込むことがあるのだと教えられます。