筑後広域公園で開催中の「九州クリエイターズマーケット」に行ってきました。
会場はとても多くの人で賑わっていました。
様々な手作り作品が展示直売されていましたが、手作りならではの魅力にあふれていて、何だか気持ちが癒されました。
なぜそんな気持ちになるのかと、後で考えてみたのですが、それは、作品に残された「手の痕跡」から、作った人の心の温かみが何となく伝わってくるからじゃないかと思われました。
手書きの文字が、書いた人の人柄まで感じさせることがあるように。
逆に言うと、高度にシステム化された技術によって作られた製品からは「手の痕跡」がほとんど消し去られているため、美しくてもどこか冷たく、不安を感じさせるところがあるのではないでしょうか。
どれだけ科学技術が発達しても、人が他者との心の交流をやめることはきっとない。
だから、この先もずっと、手作り作品は生き続けるのではないかと思いました。