私の父は家具の研究者なのですが、おとといの日曜日は、長年勤めた大学の退任展の最終日でした。
私は展の案内はがきやパンフレットのデザインをさせて頂いたのですが、数日前に父から電話があり、もう一つ、仕事を依頼されました。
その仕事とは・・・
東京からわざわざ展示をご覧に来られる、ある大先生の送迎でした。
お名前を言えば、その世界で知らない人はいない程の大先生です。ホントです(汗)。
本屋に行けば、ご著書が何冊も並んでいます。ホントです(汗!!っ)。
いいのでしょうか・・・(?)
とにかく、このありえないシチュエーションは、「普通に」しのぎきるしかありません。
大先生とはいえ、怪物ではなく人間です。そう思えばいいのです。
いやいや、人間だからむしろ怖いのでは・・・
・・・最終的に何とか無事に、「普通に」しのぎきることができて、ほっとしました。
先生は、やはり凄い方でした。先生の通られた後には人の轍が残ります。
先生のご著書が、これから不勉強な私の書棚の占有率上位に急速浮上することは、もはや決定的となりました。
こんな機会を頂けたことに感謝する一方、最後まで父のわがままに寛大でいて下さった大学の皆様にお礼とお詫びを申し上げたい気持ちです。