いかにも巨匠

2009年も年の瀬が徐々に迫ってきました。
1年のうちで最も慌しい時期ではありますが、そういう中だからこそゆったりとクラシック音楽などを聴きたいという欲求も高まるのではないでしょうか。

年末に聴くものといえば、ベートーヴェンの第9番交響曲。定番ですね。
なぜそういう慣習ができたのか知りませんが、何となく聴きたくなってくるから不思議です。

ベートーヴェン 交響曲第9番

写真は巨匠・W.フルトヴェングラーが指揮した1951年のバイロイト祝祭管弦楽団&合唱団の演奏が収録されているCDです。
もう大分前に買って何年も聴いていなかったのですが、今年は何となくこのCDを聴きたいなあと思っています。
まあ、曲自体が素晴らしすぎて、聴けば必ずといっていいほど感動する曲なので、特に奏者にこだわる訳でもないのですが。何となく。

ところで「フルトヴェングラー」という名前はいかにも「巨匠」という感じのする名前だなあと思います。
もちろん、ご本人は子供の頃から「フルトヴェングラー君」だったに違いないのですが・・・

そういう名前だったから大人になって巨匠になった訳ではないとは思いますが、それにしても「名前負け」という言葉があるぐらい、名前のもつ力は強いのではないかと思います。
だからこそ、ネーミングという仕事は難しいのでしょうが、難しいからこそ楽しくもあるのではないかと思います。

そんなこんなで、この1年、ネーミングに関わらせて頂いたことが多かった様に思いますが、来年はもっとスキルを研いて、関わらせて頂ける機会がもっと増えるといいなあと思っています。