今年に入って、企業サイトの制作に追われ、ブログの引越しになかなか手がつけられません。
時間がもっともっと欲しいところですが、Webサイトも、納得いただけるものを作ろうとすると、どうしても時間と労力がかかります。
それは「デザイン」という、時間をかけなければ達成できない行為、つまり制作システムの効率化とは別次元のことが要因となっています。
どんな便利な制作ツールを利用したとしても、そこに変わりはないでしょうから、しようがありません。
ところで、そのことと関係はないのですが、先日ある方のドメイン登録とメール設定の問題解決を依頼され出張しました。
話を伺い愕然としたのは、サービス会社のサイト上の説明と電話サポートがつっけんどんなのが原因で、ご自分で解決しようと時間をかけられるにつれ、むしろ問題がどんどん迷宮入りしてしまっていたことでした。
ドメインもメールも使えないまま経過した数ヶ月分の料金は引き落とされる。結局そのサービスは解約することになったのですが、前払いした料金は返却されない。
しかも解約の確認メールさえ届かない状況(本当に送信されたのかどうかも不明)。
まったく悲惨です。
サービス会社は、ちゃんとサポートしないのなら、少なくとも誰でも簡単に利用できる風を装うのをやめてほしいと思いました。
こういう事を目の当たりにするとますます、インターネットを便利だと感じているのは、実はごくごく限られた範囲の人達だけなのではないかと思われてきます。