高松に行きたい

ラウンジ・チェア

ブログを始めて1年になりますが、初回の投稿で香川県の高松に行ったことを書きました。

高松ではジョージ・ナカシマのパートナー企業として有名な桜製作所の工場見学をしました。ストックしてある材木の大きさと量が圧巻だったのを思い出します。

多くの木工家、家具デザイナーに多大な影響を与えているジョージ・ナカシマの家具ですが、それらを見ていると「木で家具を作る」ことのあり方について考えさせられます。

木は植物だから生き物です。人が一人として同じ人がいないように、木もひとつとして同じものはありません。真っ直ぐ伸びたものもあればよじれたもの、歪んだものもあります。
真っ直ぐ伸びた材は使いやすい材でしょうが、曲がった材も適所に使えば役に立ちます。曲がった材を真っ直ぐの材と同じように機械に通せば、機械を傷めます。
適所に使うには、人がその特性をよく見極めなければいけません。

ナカシマの「ラウンジ・チェア」は、片側だけに大きなアームが付いていて、飲み物のカップなどが置けるようになっています。木の自然な形そのままなのに、全然不恰好に見えません。むしろ、そこに何ともいえない味わいがあり、「かっこいい~~っ!」と思います。

その後、昨年の11月に「ジョージ・ナカシマ記念館」がオープンしたそうです。また高松に行きたくなります。
そうそう、うどん(好物)屋めぐりもできなかったので、それも兼ねて、、、(^^)