やっと開封

電話帳

何かのサービスやお店、企業等を探す時、多くの人が利用する電話帳。
情報の量と正確さにおいて、これにまさるものはない、本当に便利な冊子です。

それは昔も今も変わらないのですが、ただ、状況は明らかに変わってきました。

言わずもがなではありますが… IT、ICTの普及によって、情報検索の仕方はここ20年で大きく変わりました。

重い電話帳をひっぱり出すより、目の前のパソコンや手元のモバイル端末からインターネットで検索する方が、圧倒的に早くて便利。
多くの人がそう考えるようになったのではないでしょうか。

ところが、変化が急すぎたためか、そしてそれにIT、ICTに対する根強い不信感も手伝ってか、現状に対する認識と対応が追いついていない、あるいは認識はしているが対応が上手く出来ていない、ということが多いのではないかと思います。

その表れとして顕著なのが、インターネット広告の利用率の低さではないかと思っています。

実店舗がある、(電話帳、チラシ、情報誌、看板等に)広告も出している、ホームページ(Webサイト)も作っている。けれどもインターネットには何も広告を出していない。検索数の多い検索ワードはごっそり大手や地域外の先行者にもっていかれ、アクセスがない。その様な場合がとても多い様に思われます。

一方、インターネットの利用機会が増えた分、確実に古参の媒体の利用機会は減っているはずです。
私自身、数週間前に届いた電話帳を今日やっと開封しました…

否応なく、そしてすでに大きく状況は変わっています…