色の好みはまさに10人十色ですが、好みの色と人の性格は強い関係がありそうだと、ずっと思っていました。
極端にピンク色が好きな人、モノトーンの服ばかり着る人、パステルトーンの色にこだわる人・・・想像するだけで性格までわかるような気がします。

この「色の秘密」という本には、そうした色の好みと性格の関係のちょっと過激な解説や、その他色にまつわる様々な「秘密」について書かれていて、とても面白いです。

例えば・・・

赤色が好きな女性は青色や白が好きな男性と相性が良い。

橋の色を黒から緑に塗り変えたら、身投げする人の数が1/3以下に減った。

同じ重さの物でも、色が白いものの方が黒いものより半分も軽く感じる。

・・・等々。

中には本当だろうか？と疑問に思うようなことも書かれてはいますが、人と色の関わりの深さをとても興味深く学べるという意味で、一読をおすすめしたい本です。